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ニュースリリース

水濡れ環境下での保存性と耐アルコール性を向上した合成紙を基材とする感熱紙(王子製紙 2012.4.23)

 王子製紙株式会社イメージングメディア事業本部(東京都中央区銀座)と研究開発本部機能材研究所(東京都江東区東雲)は、合成紙を基材とする感熱紙について、コーティング剤の改良により、水濡れ環境下での各種保存性の向上と耐アルコール性の付与を実現した新製品を、開発し商品化いたしました。

  一般的にバーコードラベルは、食品・物流・医療等の幅広い用途に利用されていますが、プリンターの小型化やメンテナンスフリー等を理由に感熱紙が多く使用されています。その中でも特に耐久性や耐水性等が求められる環境では、合成紙を基材とした感熱紙が使われていますが、印字保存性など品質の向上が求められていました。

  この度、新しく開発した製品は、従来の合成紙を基材とする感熱紙よりも、大幅に耐水性や耐水可塑性など水濡れ環境下での印字保存性が向上。さらに、食品や医療業界で利用されることを考慮して、消毒用アルコールが付着しても印字されていないところが発色することなく、文字やバーコードを読み取ることができる性能を合わせもった品質設計としました。

  本製品は、初年度3億円の販売を目標としております。

■本新製品の特徴
<試験前>
(1) 水濡れ環境下での保存性を向上

       <耐水可塑性試験>
(2) 耐アルコール性の付与

<医療用脱脂綿押し当て試験>