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ニュースリリース

コックリングを抑制したインクジェット用紙「セミグロスプラチナ<薄手>」販売開始(王子製紙 2012.5.16)

王子製紙株式会社イメージングメディア事業本部(東京都中央区銀座)は、この度、インクジェットの 画像出力紙基材として、現行比20%薄手で、インク吸収時に発生するコックリング(波うち)を抑えたセミグロス用紙の新製品「セミグロスプラチナ<薄手>」を5月より販売開始します。
  今回の新製品は、一昨年に商品化し、発売後市場でご好評をいただいているコックリングを抑えた紙基材のワイドフォーマット用セミグロスインクジェット用紙「セミグロスプラチナ<厚手>」をさらに20%薄手化したもので、これまで難しかった薄手品で、コックリング抑制レベルを維持することに成功しました。
  近年、グラフィック用、POP用、写真用、印刷校正用等の用途で大判用紙に出力する手段として、ワイドフォーマット用インクジェットプリンターが使用されています。ワイドフォーマット用プリンターは用紙に大量のインクを滴下するため、一般に紙基材のインクジェット用紙ではインク溶媒が紙基材まで浸み込み、コックリングと呼ばれる波うち現象が発生します。このコックリングにより、出力中にインクジェットノズルと用紙がこすれるトラブルがしばしば発生するため、従来よりRC(樹脂層コート)品や、合成紙品あるいは厚手用紙が使用されてきました。そこで、当社は業界で初めて、紙ベースでありながら従来発生していた出力中のコックリングを抑え画像出力ができる用紙を開発、商品化しました。

「セミグロスプラチナ」ラインナップ
     坪量(g/m2)  厚さ(ミクロンメートル)
 現行品 「セミグロスプラチナ<厚手>」       140       165
 新製品 「セミグロスプラチナ<薄手>」       114       128

■本新製品の特徴

1) コックリング抑制レベルを維持したまま現行品対比20%薄手化しています。
2) 薄手化に成功したため、下記作業性が向上します。
(1)現行品より薄く、折り加工適性が向上。
(2)最終小巻製品の巻長さを増やすことが可能になり、小巻交換比率が下げられ、作業性が向上。
(3)現行品同様に、RC品や合成紙品と異なり、紙基材なのでリサイクルが可能な環境に配慮した用紙です。 
* 画像出力時の状態(当社品紙基材マット紙との比較)