Stories #04

CROSS TALK
女性社員

左からM.Hさん(2009年入社)、M.Kさん(2024年入社)、
A.Tさん(2006年入社)、Y.Kさん(2017年入社)

王子イメージングメディアには、仕事と育児を両立している女性社員が活躍しています。営業・海外経験、人事といろいろな立場からキャリアを積む魅力を語ってもらいました。

総合職として入社、これまでのキャリア

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A.T入社後、数か月の富士工場研修を経て、神崎の事務部(原価部門)に配属となりました。その後、2回育休を取得。1度目の復職は資材調達部門にて感熱紙材料等を担当、2度目は総務人事企画部へ復職しました。現在は海外全般、ダイバーシティや教育、採用等に従事しています。

M.H入社後、王子製紙の国際営業部で約6年にわたり、洋紙や包装用紙の輸出営業を担当しました。育休後、機能材事業推進センター経営企画部に異動し、経営会議事務局やWEBマーケティング等の営業推進業務を担当。その後は、王子イメージングメディア(以下OIM)営業本部マーケティング部に異動。現在は、主に輸出関係の営業を担当しています。

Y.K2017年に入社し、経営企画部に配属されました。国内決算補佐(税務、伝票)海外個社損益管理(タイ、アメリカ、ブラジル)、原紙受発注などを担当。2021年に結婚し、2023年10月から海外研修生制度を利用して1年間ブラジルに駐在し、財務・経理・損益等の業務に従事しました。帰国後は、神崎事務部へ異動となり、人事と資材調達を兼務しています。 

結婚・出産などライフステージの変化への対応
〜 安心して働ける環境、相談できる先輩がいる

A.T長女を出産してすぐに主人がドイツに赴任しました。その時は、帯同休職制度がなかったため、退職するかワンオペで仕事を続けるかの2択しかなく、ひとまずは仕事を頑張ろうと思って復職しました。

M.H復職で異動だったのですか?

A.Tそうでしたね。入社時からやりたかった調達部門の仕事だったので頑張ろうと思って。メーカーや代理店など社外の方々と関わることが多かったので刺激も多かったです。また、感熱関係は原材料も多く取り扱うボリュームも大きいのでやりがいがありました。M.Hさんは?

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M.H私は国際営業部に所属していた時に育休を取得したのですが、今後のキャリアを考えたときに、他部署も経験したいという気持ちがあったので、復職の際に人事の方に他部署への希望を出したところ、経営企画部へ異動になりました。ある程度仕事のスケジュール管理がしやすい部署だったので、最初の復職先としては良かったかなと思います。Y.Kさんは、結婚後に海外へ行かれていましたよね?

Y.Kそうです。2022年にブラジルとドイツへの海外研修制度の応募がありました。私の場合、大学の専攻がポルトガル語でしたし、語学を活かしてブラジル駐在をしたいという思いもありましたので手を挙げました。ただ、結婚直後だったので少し悩みましたね。でも、上司や主人からの応援もあり、思い切ってチャレンジしました。駐在中は大変なこともありましたが、すごくいい経験ができましたよ。応援し、背中を押してくれた家族や会社と上司に本当に感謝しています。

A.Tライフステージの変化に対応するために、どんなことを心がけてきましたか?

M.H時間が限られているので、公私ともに優先順位を決めて取り組んでいます。ただ、自分の判断が正しいのかは分からないので、先輩方に話を聞いて取捨選択しています。

Y.K私にはまだ子どもがいませんが、多分これから直面していくことだと思うので、身近に気楽に聞ける先輩がいて本当に良かったなと思います。事務系の女性は少ないので、女性の後輩が増えるのは嬉しいですね。

M.K私はまだ諸々先のことかなと考えていますが、復帰された後も活躍されている女性の先輩がたくさんいますので、将来ライフステージに変化があっても安心して働き続けられる環境だと感じています。

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キャリアが一時ストップすることへの不安は?

A.T入社して最低3年は辞めたくない、やりきりたいという思いが強く、結婚や出産で退職する選択肢はなかったですね。私の場合は、育児だけに専念するよりも、仕事と育児を両立して、オンオフのある方がいいかなと、漠然と思っていました。

Y.K学生時代からアルバイトを掛け持ちするなど働くことが好きだったので、私も結婚・出産による退職などは考えていません。そういえば、就活生の間でも、「3年はとりあえず」という共通認識のようなものがあったように思います。

M.H入社当時は、確か「ここでダメならどこでもダメだ」という気持ちで、まずは置かれた環境で最善を尽くす心持ちで臨機応変に対応してきたように思います。

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M.K私も置かれた環境で頑張ろうというのは一緒ですが、「ここでダメでも他がある。とりあえずやってみよう」というマインドを心がけています。ですがここで働き続けたいなと思っていますよ!

A.T時代の変化なのかな。自分ときちんと向き合って、仕事とプライベートのバランスを大事にするというのが今の若い人たちのスタイルなので、私たちの世代より働き方や仕事に対する考え方が柔軟だなと思います。

M.K復職後にギャップはありましたか?

A.T私は主人も同じ会社ですので、育休中もリアルタイムに情報も入っていました。なので、復職後もブランクを感じることがなく働くことができたように思います。ただ、決算などの繁忙期に子どもの体調不良等で休まなければいけないこともあり、負い目を感じることもありました。ですが、当時の上司が「仕事は代わりがいるけど、お母さんは一人だからね」って言ってくれて、すごくありがたかったです。

M.H私の場合は、復職時は浦島太郎状態でした。しかも、違う職場での復職でしたので、自信がなかったです。でも、上司や周りの方々に助けてもらえたので、時間が経つにつれて不安がなくなっていきました。多少時間はかかりますが、意外と思い出せるものなのだなと感じました。

フレックス、時短、在宅を活用して、自分らしく働ける環境

A.T私は時短制度を利用しています。コロナ禍に在宅勤務が利用できるようになったので、授業参観などがある時には活用しています。

M.H私はフレックスを利用しつつ、フルタイム勤務です。通勤に3時間かかるので、自宅でできる業務内容の時には在宅勤務を利用しています。

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Y.Kフレックスを結構活用していて、決算作業などで忙しい時には残業、その分比較的落ち着いている時期には早く帰ったりと、プライベートも大切にしています。

M.K新入社員でもフレックスを気兼ねなく活用できるので、私もよくフレックスで出退勤しています。通勤に往復2時間かかるので、今後は在宅勤務も利用したり、社内の色んな制度を活用しながら仕事もプライベートも楽しめたら、もっと自分らしく働けるのかなと思います。先日は、海外出張で中国の展示会に行き、市場調査をしてきました。大学時代に少し学んだ中国語を生かせて嬉しかったです。

M.H男女関係なくチャンスを与えてくれる会社です。これからは、女性社員がますます増え、さらに時代に合わせた働き方が必要になってくると思います。前例がなくても、私たちが気付いたことは声にしていかなければいけませんね。

A.Tそうですね。実際に現場で働く男性の育休取得者も増え、働き方が柔軟になりました。数年前と比べると女性社員も男性社員も意識が変わったと思います。子育てだけに限らず、介護などにも向き合えるといったワークライフバランスを大切にする環境を整えていけたらいいですね。
働きがいのある魅力的な会社にしていきましょう。

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「王子グループ150周年植樹を囲んで」