お客様が安全・安心してご使用いただける製品をお届けするため、徹底した品質管理を行っています。従業員一人ひとりが生産管理の強化と技術力の向上に取り組み、製品の高品質化への改善に努めています。また、良い製品を作るためには安全・健全な職場環境が不可欠です。すべての従業員の安全と健康を確保するため安全衛生管理として、一人ひとりの安全感受性を高め、「災害ゼロ」の職場づくりを推進しています。
多種多様の製品を製造し、国内はもとより世界各国のお客様に使用していただいています。お客様方が当工場の製品を安心してお使いいただけるよう、2014年4月からは、本社組織として品質保証室を設置し、常にお客様目線での品質管理、品質保証に努めております。また、精密な製品に関しては、クリーンルーム内で埃等が入らないよう慎重に作業が行われています。
事業場内で働く全従業員の安全と健康の確保が企業活動の基盤であるとの認識の下、一人ひとりが安全意識の改革を図り、本音で安全活動に取り組んでいます。リスクを洗い出しその低減に努めるとともに、ルールを知り、理解し、納得して、守り守らせる体制と、自分の身体は自分で守ること、また、仲間も守る職場安全風土づくりを推進し「災害ゼロ」の職場を目指すことを安全衛生方針としております。毎年目標を立て、スローガンを掲げ、それに向けた安全衛生管理計画を策定し実践することで災害防止に努めています。
世界市場を舞台に成長を続ける王子イメージングメディアにとって、人材こそが宝です。会社に在籍しながら大学に通える「国内留学制度」や個人のスキル向上のための「通信教育受講制度」「資格奨励金制度」など、従業員の向上心・向学心を尊重し、キャリア形成を後押しする制度が充実しています。労働安全衛生法などの法令に則った教育はもちろんのこと、新入社員から管理職まで、各階層に応じた教育を実施しています。
多様化したユーザーのニーズに効率よく対応するために、加工・仕上技術と物流のノウハウを結びつけた独自技術で、必要な時に、必要な製品を、必要な場所にお届けできるよう努めています。 多品種小ロットの市場ニーズに即した高付加価値製品の生産体制と都市型工場の利点を活かしつつ、スピーディーなデリバリーが行えることが、神崎工場の強みであります。
王子グループの方針として、各事業場でVR危険体感装置を導入し、危険感受性の向上を図ることを目的に、全従業員および協力会従業員を対象に危険体感教育を実施している。
各種パトロールでの指摘箇所、改善要望事項についてリスクアセスメントを実施し、改善後のリスク低減を見える化し、災害の芽を摘むことにを図っています。
2ヶ月に1回各部署輪番で一つの作業を選択し、自部署・施設部(保全)・環境管理室・安全衛生管理室・労働組合をメンバーとして、作業動作標準書、実作業、設備、安全対策等に関して点検し、必要に応じて改善を図る取り組みを行なっています。日ごろ当たり前のように行なっている作業、また使用している設備に関しても、他部署の人が新たな目で見ることで、よりよい改善が図れることにも繋がっています。
従業員の向学心に応えるため、国内留学制度を設けて運用しています。従業員を国内の大学に留学生として留学させることで、従業員の一層の資質向上と専門技術者や中堅技術者の育成・充実を図っています。
応募資格はありますが、会社に在籍のままで留学することができ、受験料、入学金、授業料、実験費、通学のための交通費は会社が負担、留学期間中は所定の奨励金が支給されます。
従業員が自発的・継続的に学び、自らのキャリア形成のための個人スキルの向上を図るために通信教育を取り入れています。通信教育の受講を通じて、「自ら学ぶ」という風土を醸成しています。講座については、王子グループ社員としてコアとなるスキルを身につけることを目的に専門性や実務能力の強化につながる講座構成としています。さらに、従業員の自己啓発を全面的にサポートするため、受講料の一部を奨励金※として補助しています。
*経営・財務・管理スタッフ講座 | *グローバル講座 |
*技術・開発関連講座 | *資格取得講座 |
*生産・開発・操業関連講座 | *マネジメントスキル講座 |
*営業・販売・マーケティング講座 | *ビジネススキル講座 |
*語学講座 | *PCスキル講座 |
※優秀修了者:受講料の4分の3、修了者:受講料の2分の1を奨励金として支給。
海外駐在員が、現地での生活や業務に不可欠な語学・知識・情報の習得に必要な社外講習・通信教育などの受講費用について3年間を限度に補助しています。
駐在する従業員のみならず、帯同するご家族についても、希望講座や期間・金額などを確認のうえ語学教育の補助を行っています。
業務に関連する奨励資格だけでなく、自らのキャリア形成のための個人スキルを向上させる自己啓発に関する資格等に対しても奨励金を支給しています。資格のランク付け(SS・S・A・B・C)を行い、そのランクに応じて10,000円~300,000円が奨励金として支給されます。
取得費用についても、①受講料、授業料、講習会等の費用、②受験費用、③公式テキスト、問題集(各1冊)、④旅費、交通費(業務命令以外は負担なし)を会社が負担します。ただし、業務命令以外の取得の場合は、上限額の範囲の中で取得費用を支払います。
通信教育と合わせて、従業員のキャリア形成のためのスキルアップをサポートできる体制が整っています。
従業員をカテゴリーや勤続年数などの階層に分類し、それぞれの階層で不可欠なスキルや考え方、姿勢など身につけることを目的として階層別教育を体系的に実施しています。カテゴリー別では「新入社員教育」、「新任管理職教育」などを実施。勤続年数別では、「ジュニア教育」、「ミドル教育」、「シニア教育」などを実施しています。
その他にも、紙の知識やコーティング技術などの基礎を学べる「学習会」、「コンプライアンス教育」、「メンタルヘルス教育」なども適宜実施して、従業員のステップアップにつなげています。