- Q.入社の決め手はなんですか?
- 工業高校を卒業後、高専機械科に編入したのですが、すでに就職していた工業高校時代の友人から、職場の人間関係などの悩みを聞いており、人と人とのつながりを大切にしている企業で働きたいと思うようになりました。その点,神崎工場へOB訪問をした際に、職場のことを一番楽しそうに話していたのが印象的で入社を決めました。
- Q.仕事内容と職場の雰囲気を教えてください。
- 病院などで使う、医療用フィルム感熱をつくっています。製造機械は3人1班で動かすのですが、機械の状態を確認しながら作業を進めなければならず、3人で常にコミュニケーションを取ることが大切です。組長を中心にして、いいチームワークで仕事をしています。
- Q.仕事のやりがいや今後の目標を聞かせてください。
- 透明フィルム感熱は単価が高く、機械の不具合を見逃してロスが出てしまうと工場全体の利益に関わってきます。そのため、常日頃から設備の日常点検を欠かさず、機械のいい状態を覚えて異常があればいち早く察知できるように心がけています。早急に対処できたときは、経験が実感できますしやりがいを感じますね。また、先輩方の話をよく聞いて、わからないことをそのままにせず、今後のトラブルの解決につなげられればと取り組んでいます。
- Q.神崎工場の印象について、入社する前と後で違いはありましたか?
- まず機械の大きさに驚きました。それから朝・昼・晩の三交替勤務には不安もあったのですが、慣れるもので肉体的に大変ということはなかったです。むしろ、急な残業もありませんし、土日に関係なく休みを取りやすく、趣味のサッカー観戦にも計画的に出かけられています。
- Q.環境や地域、SDGsについて、どのような取り組みをしていますか?
- 工場で出される紙くずはRPFで処理され、他工場で燃料として無駄なく再利用されます。また、製造現場では塗工機の掃除を行う際に塗料が混ざった水が必ず発生しますが、この水は処理されてから排水されています。騒音関係では周辺地域に迷惑が掛からないように物の夜間運搬は出来るだけ避ける、あるいは音がしないような対策を行って運搬するなどの取り組みも行っています。このような取り組みは普段から気をつけているので、自分も環境に対する意識が高くなりました。
- Q.最後に学生の方へメッセージをお願いします。
- 工業高校や高専での勉強は、職場では直接的に役立つわけではないですが、学ぶ姿勢を身につけることが大切だと思います。社会人になってもその姿勢を忘れずに、先輩社員と積極的にコミュニケーションを取ってほしいと思います。職場の雰囲気はとても良く、上司の方々も悩みをちゃんと聞いてくれますので安心してください。一緒に働けることを楽しみにしています。