- Q.入社の決め手はなんですか?
- 王子グループは、日本の紙パルプ業界を代表する企業グループです。なかでも、神崎工場は特殊紙、特殊フィルムの製造に特化した技術力の高さを誇ります。創意工夫で培われた技術は、業界で生き残ることにもつながることであり、その重要性は高専時代から感じていたので、この会社で働きたいと思いました。
- Q.仕事内容と職場の雰囲気を教えてください。
- 製造現場を経験したのち、現在はスーパーなどで使用される感熱レジ用紙やラベル用紙について、開発・品質設計と操業、品質の改善・改良を担う仕事を行っています。大規模な工場では、同じ製品を1週間製造し続けることもありますが、神崎工場では毎日、違う製品を扱うこともあります。小回りが利いて方向転換しやすいという特長は、いろんなことをトライしていこうという雰囲気につながっています。コスト管理でも、小さな無駄も出さないように工夫しています。
- Q.仕事のやりがいや今後の目標を聞かせてください。
- 現場を回りながら困っていることや改善点を積極的に拾うことで、ロスを減らすための提案が生まれることもあります。また、顧客からの要望等含め新しい計画を進めるには他部署との連携も重要で、大変ですがその分面白いですね。また、開発部や営業部、製造スタッフなどへ異動した先輩を見ているとキャリアプランはいろいろ選択肢がある会社だと感じています。今後は、設備や品質設計への知識をより深め、周囲から信頼される人材になりたいです。
- Q.神崎工場の印象について、入社する前と後で違いはありましたか?
- 特殊紙をつくるすごい工場だと思って入社しましたが、実際に製造機械を見てみると、実は最先端の機械ばかりでなく古い機械もあり、人員も思ったより少なかったんです。それでも大きなシェアを持っているのは、結局は人の力、技術力なのだと気づかされました。知恵と経験が大切で、技術とともに自分で考える力がつく職場です。
- Q.環境や地域、SDGsについて、どのような取り組みをしていますか?
- 入社してから、国家資格の公害防止管理者の資格を取得しました。ほかにも危険物の取扱やフォークリフトの免許など、会社が資格取得を推奨しています。やる気があれば奨励金も出るので、資格を取りやすい環境です。
- Q.最後に学生の方へメッセージをお願いします。
- 若くても責任ある仕事を任せてもらえるので、主体的で行動的な人は向いていると思います。どんな仕事も失敗はつきものですが、失敗しても挫けずに、反省を次につなげられるポジティブさがあるといいですね。ハラスメント対策にも取り組んでいて、無理な飲み会の誘いやアルハラなどは皆無ですので安心してください。