- Q.入社の決め手はなんですか?
- 業界では知名度が高く安定した会社なので、高校の先生にもすすめられましたし、家族も安心して応援してくれました。また、紙以外にも医療関係の製品を製造しているので、将来性を感じて入社を決めました。
- Q.仕事内容と職場の雰囲気を教えてください。
- 医療用の画像検査装置に使用されるフィルム感熱を製造しています。私は最終工程のオペレーターとして、断裁されたフィルムを包装して送り出す作業を担当しています。職場には話しやすい先輩が多いですね。私は寮に住んでいるので先輩と会う機会が多く、仕事以外の話をよくしますが、作業の手が空いた時にも好きなゲームやマンガの話で盛り上がったり、楽しい職場です。
- Q.仕事のやりがいや今後の目標を聞かせてください。
- 人助けにつながる医療関係の製品は品質が大切なので、責任とやりがいを感じます。機械はミリ単位の調整が必要ですし、品質異常や外観チェックなど、仕上げには厳しい判断基準があります。それは専門知識も必要ですし、経験で身につけるしかない部分もあり日々奮闘しています。今はまだ自分の作業で手一杯なので、今後は周りの人をサポートできるようになりたいです。
- Q.神崎工場の印象について、入社する前と後で違いはありましたか?
- 入社してまず工場のスケールに驚きました。設備が大きいので最初は怖さもありましたが、どう動くか理解できれば慣れることができました。それに危険な箇所には柵があったり、触ると停止するインターロック機能があったり、安全対策が第一に考えられているので安心して作業できます。また、ハラスメントについての教育など、工場内の人間関係もよく配慮されています。
- Q.環境や地域、SDGsについて、どのような取り組みをしていますか?
- 古紙や廃プラスチックなどの産業廃棄物は、工場内の専用設備でRPFという固形燃料にリサイクルし、王子グループの工場でエネルギーとして再利用しています。こういった取り組みをしていると、自分でもリサイクルできるものはしようという意識になり、ゴミの分別習慣がつきました。
- Q.最後に学生の方へメッセージをお願いします。
- 入社直後はすべてのことが初めてで、仕事を覚えるのが大変でした。でも、失敗した時は先輩方が自分の失敗談も交えて教えてくれ、「みんな経験することなんだ」と前向きに仕事に向き合えました。最近になって少しは恩返しできるよう成長したのかなと、徐々に自信がついてきています。真面目で几帳面な人や、細かい作業が好きで完成度にこだわる人は向いている仕事だと思います。